常陸牛生産のポイント
常陸牛の基礎知識 / hashimotobeef
常陸牛を生産するためのポイントはいくつかあります。

(1)いい子牛を選ぶこと

指定生産者は子牛をセリ市場で仕入れます。黒毛和牛は生後9〜10ヶ月まで繁殖農家で育てられます。指定生産者は繁殖農家から子牛を買取り、生後30ヶ月まで飼育します。
子牛を選ぶポイントは、まず脚が長いこと。脚が長いのは骨格が大きい証拠で、体重が伸びて大きくなるからです。そして背筋が真っすぐかどうかもポイントです。背中からお尻にかけて背骨が反っていると成長が止まってしまう可能性があるからです。

(2)子牛の胃袋を丈夫にする

買い取られた子牛が輸送されてくると、およそ4ヶ月間、主食として乾燥した牧草や稲藁を与えます。これは胃の中の微生物による発酵を盛んにし、消化を活発にすると言われています。これで胃袋を丈夫にし、大きくなったときに喰い止まりがない、たくさん食べられる牛にします。子牛のときは太らせることよりも、将来たくさんのエサを食べられる胃袋をつくることが大切です。

(3)よいエサと水を与える

4ヶ月経ったら本格的な肉づくりをはじめます。大麦やトウモロコシを主な成分としたカロリーが高く脂肪がつきやすいエサを与え、牛を太らせていきます。水また地下100メートルから地下水を汲み上げて牛に飲ませています。汲み上げた水は地下のポンプを通って牛舎に供給され、一年中一定の温度に保っています。牛はデリケートなので冬場の冷たい水が苦手、夏場もぬるいとストレスがたまります。しかし地下水は夏冷たく、冬あたたかい。牛が飲んで快適に感じるよう気を使っています。

(4)快適な環境をつくる

牛舎の天井にファンをとりつけ、臭いがこもらないよう換気に気を使っています。牛は臭いがこもるのが苦手だからです。また寒さにも敏感なので、おがくずを撒いて地面をあたため、快適に過ごせる環境をつくっています。

常陸牛の販売ルート

常陸牛の料理を出せるのは、常陸牛振興協会が認定した牛肉販売指定店だけです。信頼できるルートを使って牛肉を仕入れているお店だけを指定店に認めています。だから常陸牛はあんしんなのです。
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リーズナブルで人気上昇中!常陸牛
常陸牛の基礎知識 / hashimotobeef
常陸牛は最近出荷頭数が増えていて、
今では年間4000頭も生産されています。

その人気の秘密は最高級の肉質です。
橋本畜産で飼育している黒毛和牛約2000頭
茨城県内ではもっとも多く、ひと月あたり約100頭出荷しています。

もっとも茨城で生産された黒毛和牛がすべて常陸牛となるわけではありません。

常陸牛と認められるためには、日本食肉格付協会によって行われる、肉の色や光沢などを基準にした5段階評価の肉質審査において、上位2等級、4〜5に認定されなければなりません。審査基準で特に重要なのがいわゆる「霜降り」度合い。4〜5では脂肪が細かくまんべんなく入っているため、脂ののった柔らかな肉質となります。

常陸牛の飼育は、指定生産者と呼ばれる特定の農家だけに許されていて、全農、県畜連、家畜商組合のうち1団体から推薦されないと指定生産者にはなれない仕組みになっています。

指定生産者は年に数回行われる研修会・品評会に出席し、おいしいお肉を生産するためのエサの与えかた、牛の環境づくりの知識を得て飼育に活かしています。

県内の指定生産者が飼育する黒毛和牛の約6割しか常陸牛に認定されません。

常陸牛は太らせることが必要ですが、およそ4割の牛はストレスの影響などから食べる量が減ったり、先天的に霜降りが入りにくい体質であったりするため、肉質基準を満たせません。

ですから常陸牛を生産するのは簡単なことではありません。

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